
山口愛子
【ベビー色彩知育インストラクター】
制作会社で8年間テレビディレクターとして働き、長男出産後に海外へ。長男が1歳で頭部外傷を負い、療養のために帰国。後遺症で重度の障がいが残り、治療やリハビリなどを探し求める中で、色彩知育と出会う。5歳と2歳の男の子のママ。
スペシャルニーズのある子どもを育てていると、親の期待と周りの期待に温度差を感じること、ありませんか?
例えば、”健康に生きて、楽しく生活できれば満点”という周りの温かい目に、”あなたのお子さんはこれ以上は伸びない、ここが限界”と諦められているように感じて、ちょっぴり傷ついてしまったり。
でも、今のままで充分なんてどうしても思えません。
子どもの能力は最大限に伸ばしてあげたい。
できることをたくさん増やして、活躍できる場所、生きる道を探してほしい。
なぜなら、きっとそれがこれから先、(親亡き後も)、幸せに生きていくことに繋がるはずだから。
そんなママ、パパの気持ち、痛いほどよくわかります。
障がいのあるなしに関わらず、子どもに豊かな人生を歩んでほしいと親が願うのは、当たり前のことです。
わたしの息子は、1歳の時に負った頭部外傷の後遺症によって、重度の肢体不自由と知的障がいを抱えています。
まるで生まれたての赤ん坊のように、全てがリセットしてしまった息子のからだ。
「もう一回ゼロから生き直しだね!」と息子と自分自身に言い聞かせ、その身体機能と認知機能を高めるため、色々なことを試してきました。
生死を彷徨うほどの怪我だったことを考えると、生きてわたしたちの側にいてくれるだけで、信じられないほどの幸運です。
それでもやっぱり、息子には人生をより良く生きてほしい、という親としての諦められない願いがあります。
ネット記事や関連書籍を読み漁り、英語の論文と格闘して、気になったら電話をかけ話を聞きに行き、治療やリハビリのために海外まで訪ねて回りました。
もしかしたら、それはある種の執念のようなもので、怪我をする前のヨチヨチ歩く息子を知っているから、”ママ”と呼んでくれた息子を知っているから、という幸運もあったのかもしれません。
取り憑かれたように飛び回って、ようやく、これからの息子の成長を支える核のようなものが、ちらほらと見え始めた頃、色彩知育に出会いました。
2021年の春のことです。
それまで必死にやってきたおかげで、脳の成長のために”良いこと”は知っている。
でもそれらを使いこなせているか、育児に反映できているか、全く自信がありませんでした。
せめて、自分の育児が息子の発達をきちんと支えているという自信を持って、息子を育てていきたい。
そんな時に出会った色彩知育には、ドーマン法、トマティス、言葉がけ…など、それまでに知識として蓄えてきたワードがこれでもかというほど、ぎゅっと詰め込まれていました。
それらが体系化され、わかりやすく実現しやすいメソッドに作り込まれていて、まるでわたしと息子のためにあつらえたかのようだとすら思いました。
色彩知育を学ぶにつれ、これだ!と。
色彩知育を、これから息子たち(赤ちゃんだった次男も)を育てるための土台にしていこう。
バラバラに集めた知識が集まって融合し、自然に実現できる形になって、ふと手のひらに降りてきたのですから、本当に興奮しました。
もしも、子どもの反応がほとんどないとか、反応があっても人と違ってわかりにくい、そんな子どものために何をしていても自信がない、と感じていたら。
そもそも何をしてあげたらいいのかすらわからない、と感じていたら。
そんな方にこそ、ぜひ色彩知育に出会ってほしい。
わたしも、そうだったからです。
色彩知育は、単純に”頭の良い子”を育てるための知育法ではありません。
子どもが”自分の人生を自分の手でつくる”ための知性と個性を育みます。
さらには、障がいを持つ子どもたちが励むリハビリやセラピーの効果を、より深めるためのツールにもなり得ると考えています。
それはつまり、最大限に子どもの能力を伸ばしてあげたい、という率直な親の願いを実現するための、力強い味方でもあるのです。
個々に違う特性や障がいを持つお子さんがいれば、その親御さんの悩みやつらさも千差万別。
障がいがなくたって、ひとりひとりの発達や個性は全く違います。
色彩知育という強力な味方を手にすることで、きっと心が軽くなるはず。
スペシャルニーズのある子も、
定型発達のベビーも、
のびのび賢く幸せに生きるために。
ぜひ一緒に、子育てしましょう。
近くでお子さまの成長を見守れたら、うれしいです。



